「E5フェス PUBG MOBILE powered by GALLERIA」イベントレポート |

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2021.06.03 Posted

「E5フェス PUBG MOBILE powered by GALLERIA」イベントレポート

プロ/インフルエンサー混合の一般参加型オンラインカジュアルイベント「E5フェス PUBG MOBILE powered by GALLERIA」が5月23日(日) LFS(ルフス)池袋esports Arenaを配信スタジオに、開催されました。

◆E5フェス PUBG MOBILE powered by GALLERIA 配信URL

https://www.twitch.tv/videos/1034490554

 

PUBG MOBILEの有名プロプレイヤー・インフルエンサー6名をゲストプレイヤーとしてお招きし、さらに事前にエントリーいただいた一般プレイヤーの方々で、"最後の1人" となるべく争った本イベント。そんなE5フェスは今回で第2回目で、MC/実況にシンイチロォさん、ゲスト/解説にYamatoNさん、takomayoさんの3名が白熱(時々笑いあり)のイベントを見届けました。

イベントは予選A、予選B、さらに敗者復活戦を勝ち抜いた65名が決勝戦に進出。名だたるプロプレイヤー・インフルエンサーを押し退け、見事優勝を収めたのは一般エントリープレイヤーの VNE丨チャオ 選手で、豪華優勝賞品を総取りしました。


予選A 振り返り

ゲストプレイヤー2名:REJECT Devine選手(@Devine_pubg)、Sengoku Gaming 旬の駿選手(@fps_yodare)

試合前に突如PUBGキービジュアルキャラクターに扮したノリさんことE5代表取締役社長 西川典孝より、「Most killゲストプレイヤーの報酬倍」のお知らせが。

そんな突然のお知らせの中始まった予選A
空路は南に偏り、東から西へ。第一セーフゾーンはマップの西側となりました。


開幕はゲストプレイヤー 旬の駿選手の愉快な独り言から。E5フェスでは試合中、ゲストプレイヤーのボイスチャットを配信上で紹介するのが定番となりつつあります。
旬の駿選手のチーム公式サイト 選手紹介ページでは「長所:頭の回転の早さ、天才 短所:ゲーム中にうるさい」とあり、短所を長所に昇華させていた同選手を垣間見ることができました。
持ち前のユーモラスな人柄を感じられたことはもちろん、さらには「これぞプロ」というような素晴らしいグレネード投擲を魅せます。

一方もう一人のゲストプレイヤーである Devine選手は、試合前のインタビューで「Most kill目指して頑張りたい。絶対勝ちます!」と熱く語り、序盤から積極的にキルを狙いに行きます。しかし積極的に動くと思わぬところに潜んだプレイヤーに出くわしてしまうのがソロモードの難しさであり、醍醐味。Gatka付近にてあわやというシーンが訪れます。

危機的な状況でも素晴らしい立ち回りで切り抜け、キルを重ねていきます。

あっという間に予選Aも終盤戦にさしかかり試合時間30分が過ぎようかという頃、麦畑にて残り3名の最終決戦となりました。ここでも圧倒的なプレイングを魅せたのはDevine選手。見事予選A、ドン勝を獲得しました!
Devine選手は勝利できた要因として「車両を確保できたことが大きかった。終盤麦畑では車両なしではあったが、何とかうまく立ち回ることができた。決勝はもっと攻撃的に動きたい」とほっとしたように試合を振り返り、決勝戦に向け意気込みを語りました。

ドン勝を獲得したDevine選手、そして旬の駿選手含む上位25以内の選手が決勝戦へ進出し、惜しくもランク外の選手は敗者復活戦へ挑みます。


予選B 振り返り

ゲストプレイヤー4名:BLUE BEES aitochan選手(@aitopubgm)、DeToNator imoNari選手(@imoNari_JP)、UNITE マーク選手(@2525MARK2)、SCARZ Mattun選手(@SZ_mattun)

予選Bはゲストプレイヤーが都合4名で行われ、プロ選手が予選Aの倍の人数となることからかなり混戦することが予想されます。
予選B開始直後、imoNari選手が通りすがりに見つけた車両を潰していく、かなりドン勝を意識したプレイが見られました。試合前でも同選手は「このイベントに気合を込めて(髪の毛の)色を変えてきました。ドン勝を取って盛り上げていきたい」と語り、解説のYamatoNさんも「こんなimoNariさん見たことないですよ!」と驚きを隠せない様子。この徹底した動きが試合結果へどう影響を与えていくか楽しみとなりました。


一方aitochan選手は41名生存のタイミングで6名が小さな集落でにらみ合う、非常に密なシチェエーションに。「(決勝進出ラインの)上位25人までは芋って*、そこからキルムーブを考えている」と試合前に語った同選手ですが、この先終盤戦へ生き残るためには戦わなくてはなりません。ここは臨機応変に一瞬の隙も逃さず鮮やかなキルを見せます。(*芋る:身を潜んで。諸説あるが「芋虫スナイパー」の略で知られるのが一般的。伏せて動かない姿が芋虫のようで、主にシューターゲームで使われる。)


そして大混戦の後半、Mattun選手がとんでもない遠投のグレネードキルを魅せます。これには実況のシンイチロォさんも「おかしいですね、このプレイヤー本当に!」と漏らします。柔和な笑顔がとても印象的なMattun選手からは想像がつかない豪快なグレネードキル。土壇場でのプロ選手たちが魅せるプレイに圧倒され、実況解説・会場内のボルテージも高まります。

そして最終盤。セーフティーゾーンの寄りもかなり厳しいシチュエーションの中で見事ドン勝を獲得したのはimoNari選手。スモークといった投擲物を巧みに使いセーフティーゾーンへ入り込み、最終盤を制しました。imoNari選手は試合後のインタビューで「決勝もドン勝を取って気持ちよく終わりたい」と笑顔で語りました。


ドン勝を獲得したimoNari選手、そしてMattun選手含む上位25名は決勝戦へ、惜しくもaitochan選手、マーク選手含むランク外の選手たちは敗者復活戦へ望みを託します。


敗者復活戦 振り返り

ゲストプレイヤー2名:BLUE BEES aitochan選手(@aitopubgm)、UNITE マーク選手(@2525MARK2)

マップは予選のErangelから変わり、Miramarに。緑豊かで身を潜める障害物や家屋も多いErangelとは打って変わって、Miramarは砂漠地帯をイメージしたマップデザインで見渡しも良く、マップの広さはErangelよりもさらに広いPUBGマップ最大の16km×16km。勝ち残るためにはほぼ必須で車両が必要なマップです。

そんな敗者復活戦、序盤はマーク選手が華麗なハンドルさばきを見せてくれます。見渡しも良く、さらに凹凸の多いMiramarでバイク操作はなるべく避けたくなるところですが、見せ場と変えてしまうのもまさにプロ選手の魅力です。

第一セーフゾーンがかなり東に寄ったこともあり、パルスの迫る付近では激しい戦いが起こります。

残り30名弱というシーン。移動中のマーク選手に絶体絶命のピンチが訪れます。ごく僅かなHPで耐え凌ぎ、素早く車両へスモークを焚いた上で1キルをもぎ取ります。キルされてしまってもおかしくなかった場面で、自らの命はもちろん車両、さらにはカウンターでキルを取るというスーパープレイを見せてくれました。

そんな白熱の敗者復活戦も残り4名の最終盤に。見事ドン勝を取ったのは一般エントリーのGTS・1BuRiN選手。

ゲストプレイヤーからはaitochan選手含む上位15名の選手が決勝戦進出を決め、沢山の見せ場を作ってくれたマーク選手は惜しくもランク外となり、「課題やソロの立ち回りの勉強になった。車両運転に予選からミスがあったのでもっと練習してまた挑みたい。」と悔しそうな様子で試合後のインタビューで語ってくれました。


決勝戦 振り返り

ゲストプレイヤー5名:REJECT Devine選手(@Devine_pubg)、Sengoku Gaming 旬の駿選手(@fps_yodare)、BLUE BEES aitochan選手(@aitopubgm)、DeToNator imoNari選手(@imoNari_JP)、SCARZ Mattun選手(@SZ_mattun)

E5フェス PUBG MOBILEもいよいよ最終幕。ラストは予選と同じくErangelを舞台に行われました。シンイチロォさんの元気なGLHFから始まった決勝戦ですが、南のミリタリーベースから西のホスピタルというとんでもない空路。さらに第1セーフゾーンは東に偏り、序盤から激しい戦闘が起こることは必至でしょう。

開幕はDevine選手のE5パワー*爆上がりのグレネードキルから。

(*E5パワー:前回から引き続き選手の強さを「戦闘力53万」を基準に分かりやすく示したもの。今回は試合の白熱っぷりのあまりE5スカウターが爆発。表記が狂ってしまっている。)

 

E5フェスの見どころとして、ゲストプレイヤーのスーパープレイはもちろんですが、一般エントリープレイヤーがゲストプレイヤーに勝利するチャンスがあるところも挙げられます。

先に飛び出したimoNari選手を一般エントリーEct YoMoGi選手が見事に撃ち返し、キルを奪い取るシーン。
さらにこちらは激しいDBS勝負。一般エントリーの寝落ち3号選手がaitochan選手のプレッシャーを跳ね除け撃ち勝ちました。

各地で激戦が繰り広げられ、あっという間に最終決戦へ。2台の装甲車が並走していたりと一時膠着状態となりましたが、戦況を読み有利な形で立ち回ったVNE丨チャオ選手が見事ドン勝を獲得。決勝戦優勝を収め、豪華優勝賞品である、ゲーミングWi-Fi無線ルーター ASUS RT-AX86U、ゲーミングチェア DXRacer DXZ-RDN (レッド)フォーミュラシリーズ、PUBG オリジナルグッズ Tシャツ / タンブラーの3点を総取りしました。


全体を振り返って

前回の「E5フェス VALORANT 個人技王決定戦powered by GALLERIA」ではゲストプレイヤーが優勝しましたが、それとは打って変わって一般プレイヤーが優勝を収めた今回のE5フェス。「有名プロ・インフルエンサーに挑む」イベントコンセプトで、今回のように一般プレイヤーの方が激戦を制し優勝賞品を総取りしていく様子をE5スタッフ一同大変嬉しく観戦していました。また、真剣勝負の公式リーグ戦とは違った緩い雰囲気が特徴で、プロ選手たちのキャラクターや豊かな表情、さらに一般プレイヤーとプロ・インフルエンサーが混じり合い、一つのゲームを楽しみ合ってプレイしている様子が見られることも本イベントの特徴です。一般エントリーにPUBG MOBILEパートナーの方々にも参加頂いたこともあり、配信コメントでは出場選手たちを熱く応援するコメントが多く見かけられました。

引き続き「E5フェス」は一般参加型のコミュニティーイベントとして、コミュニティースケールだと実現が難しいゲストプレイヤー・出演者をお呼びし、より沢山のゲームを愛するプレイヤーの皆さんに是非参加して、配信を見て、楽しんで頂きたいという思いで開催して参ります。